ランチタイム、NHKのトーク番組に天才アラーキーこと荒木経惟がゲスト出演していた。20年前、最愛の奥さんが亡くなった際も、昨年、自らの前立腺がん手術の際も写真を撮り続けたという。
いったいどんなときに写真を撮りたいと思うのですか、という問いに、撮りたいと思ったときに撮るんだよ、という答えがなんとも普通だけれど良かった。かの長嶋茂雄氏も(擬音など正確ではないけれど)「ばーっと打ちたい球が来たら、がーっと打つんだよ」という伝説的な指導をした、という逸話がある。
天才って、そういうものなのだろう…
昨日今日と近所のコンビニ以外には外出していない。
起きている20時間近いうち、食事、入浴、トイレ以外ほぼすべてマーケットをウォッチしている。ターゲットとしているポンド/円、ふれ幅は小さくなったものの、相変わらずローラーコースターなのだが、さすがに動きのパターンが見えてきて、久しぶりにポジションを取り、微々たる値幅だが勝つ。この感触も懐かしい。
しかし、ポジションテイクのプレッシャーに負けてしまい、利食い(利益確定)が早すぎ、直後に自分がイメージした通りの展開となり地団駄を踏む。自分でイメージした通りに全然できてない。まだまだ初心者レベルだ…
トレードのプレッシャーや後悔やらのしんどさは会社勤めの諸々のストレスと同じレベルなのだけれど、自分が選んだ道ということでは少しもイヤさを感じない。むしろアスリートが勝負(試合)をエンジョイしたいという気持ちがよくわかる。
プレッシャーに慣れるには、まずは数多くポジションを取ってみるというのがイイだろう。打率10割は絶対ムリなのだから、損を恐れない強い意思を持たなければならない。無計画なトレードは最低ということを肝に銘じながらも、ためらわずに自分の感性を信じることが重要だ。